Last modified: Tue Feb 29 15:42:06 2000

Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)

Creature - Knight/クリーチャー ― 騎士
WW
2/2
0: The next 1 damage that would be dealt to Warrior en-Kor this turn is dealt to target creature you control instead.
0: このターン、コーの戦士に与えられる次の1点のダメージは、代わりに対象のあなたがコントロールするクリーチャー1体に与えられる。
注意: カードテキストはOracleのものです。 また、日本語訳は小川によるものです。
Q. 《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》などの能力でダメージを移し変えた場合、移し変えられたダメージはどこまで発生源の情報を保持していますか?

A. すべての情報を保持しています。
例えば《Shock/ショック(6E)》のダメージは移し変えても赤の発生源からのダメージです。 よって、《Soltari Priest/サルタリーの僧侶(TE)》などのプロテクション(赤)をもつクリーチャに移し変えれば0に軽減されます。


Q. 場に《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》と《Mogg Maniac/モグの偏執狂(ST)》がいるときに、《Warrior en-Kor》に《Shock/ショック(6E)》による2点ダメージが与えられそうになりました。 このとき、《Warrior en-Kor》が2点のダメージを《Mogg Maniac》に移し替えると、対戦相手には何点のダメージがいきますか? 最初に1点のダメージを移し替えたときに《Mogg Maniac》が死んでしまうので1点だけですか? それとも全部移し替えた後に《Mogg Maniac》のダメージが発生するので2点ですか?

A. 対戦相手には2点のダメージが与えられます。
《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》によるダメージの移し替えは置換効果です。 よって、実際に2点のダメージが与えられそうになったとき、そのダメージはすべて《Mogg Maniac/モグの偏執狂(ST)》に移されます。 よって《Mogg Maniac/モグの偏執狂(ST)》には2点のダメージが与えられることになりますから、対戦相手にも2点のダメージが与えられます。


Q. 場に《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》と《Mogg Maniac/モグの偏執狂(ST)》がそれぞれ1体ずついるときに、2点の《Earthquake/地震(6E)》を唱えました。 このとき、《Warrior en-Kor》が2点のダメージを《Mogg Maniac》に移し替えると、対戦相手には何点のダメージがいきますか?

A. 対戦相手には《Mogg Maniac/モグの偏執狂(ST)》から4点、《Earthquake/地震(6E)》から2点のダメージが与えられます。
理由は上記と同じです。


Q. 《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》に《Blaze/猛火(6E)》による5点のダメージが与えられそうになったとき、これをすべて《Drudge Skeletons/蠢く骸骨(6E)》に移し替えるには、5回移し替えないといけませんよね。 その場合、 《Drudge Skeletons》が生き残るためには何回再生すればいいのでしょうか?

A. 1回です。
正確には1回しか再生しません。 ダメージは実際にダメージが与えられる際に、置換効果で移し変えられます。 再生はダメージが与えられた後に行われます。 よって、何点のダメージを《Drudge Skeletons/蠢く骸骨(6E)》に移し替えても1回の再生で生き残ることができます。


Q. 《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》がクリーチャをブロックして戦闘ダメージを受けた場合、そのダメージを自分の《Wall of Essence/精油の壁(ST)》の移し変えたとき、回復できるのでしょうか?

A. はい、可能です。
第5版ルールでは、移し変えられたダメージはもはや戦闘ダメージ(combat damage)ではない、というルールがありました。 しかし、現在ではそのようなルールは存在しません。 よって、《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》から移し変えられたダメージはやはり戦闘ダメージですから、《Wall of Essence》や《Wall of Souls/魂の壁(ST)》の能力を誘発します。


Q. 《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》に与えられたダメージをプロテクション(白)をもつ《Black Knight/黒騎士(5E)》に移し換えることは可能ですか?

A. いいえ、不可能です。
《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》のダメージ移し換えの能力は対象を指定する能力です。 よって、プロテクション(白)をもつクリーチャーに移し換えることは不可能です。
Protection from 〜/プロテクション(〜)」の欄も参照して下さい。


Q. 《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》が場に2体、《Mogg Maniac/モグの偏執狂(ST)》、《Furnace of Rath/ラースの灼熱洞(TE)》が場にいるとします。 このとき何らかの方法で《Warrior en-Kor》にダメージを与え、それを2体の《Warrior en-Kor》の間でダメージを行き来させると、その度にダメージが倍になり、最後に《Mogg Maniac/モグの偏執狂(ST)》に全部ダメージを移せば、相手に100万点ダメージを与えられますか?

A. いいえ、不可能です。
まず、《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》によるダメージの移し変えは、それぞれにつき1回しか適用されませんから、2体の《Warrior en-Kor》をコントロールしている場合には、《Mogg Maniac/モグの偏執狂(ST)》にダメージを移し変えるまで、最大でも2回しか移し変えを行えません。
また、《Furnace of Rath/ラースの灼熱洞(TE)》による置換効果はダメージが与えられるときに1回しか適用されません。 よって、《Mogg Maniac》に与えられるダメージは元のダメージの2倍、その後、対戦相手に与えられるのは、その倍、つまり元のダメージの4倍になるだけです。 100万点にはなりません。