Last modified: Sat Mar 18 15:37:11 2000
A.
いいえ。
クリーチャー・タイプはクリーチャーの性質ですが、能力ではありません。
よって、《Humility/謙虚(TE)》が場にあっても、クリーチャー・タイプに影響はありません。
A.
いいえ、壁は攻撃に参加できません。
そのクリーチャーが壁である、というのはクリーチャーの性質であり能力ではありません。
よって、《Humility/謙虚(TE)》が場にあっても壁は攻撃に参加することはできません。
A.
いいえ、《Spike Feeder/スパイクの飼育係(ST)》は単なる1/1クリーチャーになります。
クリーチャーのパワー/タフネスは、以下の順序で計算します。
A.
場に出た順番に依存します。
基本的に、これらの効果は場に出た順に適用されます。
《Humility/謙虚(TE)》が場に出た後、クリーチャーに《Divine Transformation/神性変異(6E)》をエンチャントしたのなら、そのクリーチャーは1/1になった後に《Divine Transformation》による+3/+3の修正を受けるので、結局4/4クリーチャーになります。
逆に《Divine Transformation》がエンチャントされた後に《Humility》が場に出たのなら、《Divine Transformation》の効果を《Humility》が上書きしますので、結局1/1クリーチャーになります。
A.
ターン終了時まで、4/4のトランプルをもつクリーチャーになります。
上の回答と同様、《Humility/謙虚(TE)》と《Overrun/踏み荒らし(TE)》の効果も、順番に適用されます。
よって、先に《Humility》が場にある状態で《Overrun》をプレイしたのなら、1/1クリーチャーが《Overrun》の修正を受けて、ターン終了時まで4/4のトランプルをもつクリーチャーとなります。
もし、逆の順番であれば、《Humility》の効果が上書きし、1/1クリーチャーになります。
A.
単なる1/1クリーチャになります。
呪文や能力によって、非クリーチャがクリーチャに変化した場合、変化した呪文・能力に書かれた物をクリーチャの基本的な特性としてみなし、他のどの効果よりも先に適用されます。
よって、質問の場合には、まず《Chimeric Staff/キマイラ杖(UZ)》がクリーチャー化し、その後《Humility/謙虚(TE)》の影響で単なる1/1クリーチャになります。
A.
2点ダメージを受けて破壊されます。
《AEther Flash》からのダメージを受けるとき、《Freewind Falcon》はプロテクション(赤)を失った、ただの1/1クリーチャですので、2点ダメージを受けて破壊されます。
A.
いいえ、できません。
《Humility/謙虚(TE)》はクリーチャーの「場に出たときの能力」さえ失わせてしまいます。
よって、《Monk Realist/現実主義の修道士(UZ)》の能力も無くなってしまいますから、《Monk Realist》を場に出しても《Humility》を破壊することはできません。
これは、《Humility》の継続的効果が「場に出たときの能力」が誘発するかどうかをチェックする前に適用されるからです。
A.
いいえ、誘発されません。
A.
いいえ、誘発されません。
《Humility/謙虚(TE)》は場にいるクリーチャーの能力をすべて奪います。
よって、場から離れたことで誘発する能力(「場から離れたとき○○する」や「場から墓地に置かれたとき○○する」)は、一切誘発されません。
A.
はい、《Spike Feeder/スパイクの飼育係(ST)》はカウンターが2個置かれた状態で場に出ます。
ただし、上の回答にあるように、《Humility/謙虚(TE)》が場にある間は、+1/+1カウンターがいくつ置いてあっても、《Spike Feeder》は1/1です。
《Spike Feeder》の上にカウンターが置かれるのは「場に出たときの能力」ではありません。 この能力は、「場に出たときの能力」とは異なり、《Humility》などの継続的効果が適用されるよりも前に効果を発揮します。
A. 《Nature's Revolt/自然の反乱(TE)》の欄を参照して下さい。
A.
《Pacifism/平和な心(UZ)》の効果は残りますが、《Flight/飛行(6E)》の効果はなくなります。
《Humility/謙虚(TE)》が失わせるのはクリーチャーの能力だけです。
《Pacifism》のようなエンチャントの能力には影響しません。
ただし、《Flight》のように、クリーチャー自身が能力を得るものは、その能力を失ってしまいますから、結果的にエンチャントの効果が無くなってしまいます。
クリーチャーが能力を得るかどうかは、カード・テキストに「得る(gain)」「もつ(have)」という言葉があるかどうかで判断します。
A.
《White Knight/白騎士(5E)》は1/1の攻撃に参加してもタップしないクリーチャーになります。
上の回答と同じ理屈です。
パワー/タフネスは《Humility/謙虚(TE)》の効果が最後に適用されて1/1になります。
また、《White Knight》のもつ「先制攻撃」と「プロテクション(黒)」および
《Serra's Embrace/セラの抱擁(UZ)》によって与えられた「飛行」もなくなります。
しかし、「攻撃に参加してもタップしない」はクリーチャーが得た能力ではないため、《Humility》があっても効果を失いません。
A.
アーティファクト・クリーチャーのままです。
以前のテキストですと、アーティファクト・クリーチャーは《Humility/謙虚(TE)》の効果でアーティファクト性を失うという解釈も可能でしたが、《Humility》のカード・テキストが訂正されました。
よって、現在ではアーティファクト・クリーチャーは《Humility》の効果で何の能力ももたない1/1のアーティファクト・クリーチャーとなります。
A.
1/1の土地かつクリーチャーになります。
「土地としても扱われる」は性質であって、能力ではありません。
よって、《Humility/謙虚(TE)》が場にあっても、「土地としても扱われる」という性質は残りますから、《Faerie Conclave/フェアリーの集会場(UL)》は1/1の何の能力も持たない土地かつクリーチャーになります。
A.
単なる土地に戻ります。
《Faerie Conclave/フェアリーの集会場(UL)》をクリーチャーにする段階で「ターン終了時までクリーチャーになる」という効果が発生しています。
《Humility/謙虚(TE)》はクリーチャーの能力を失わせますが、既に発生している効果を失わせることはありません。
よって、ターン終了時にこの効果が終了し、《Faerie Conclave》はクリーチャーでない土地に戻ります。
A.
いいえ、いずれも不可能です。
《Humility/謙虚(TE)》の能力は常在型能力ですから、場に出た瞬間から効果を発揮します。
スタックに乗ったりはしません。
よって、《Humility》が場に出たから効果を発揮する前に《Elvish Lyrist/エルフの抒情詩人(UZ)》や《Tradewind Rider/貿易風ライダー(TE)》の能力をプレイする隙はありません。
また、当然ながら《Humility》が場に出る前に、《Humility》を対象に《Elvish Lyrist》などの能力をプレイすることもできません。