Last modified: Mon Nov 29 17:51:21 1999
エコーの支払いは、パーマネントが場に出た場合だけでなく、対戦相手のコントロールするエコーを持つパーマネントのコントロールを奪った場合にも必要です。
A.
はい、その通りです。
エコーをもつパーマネントのコントロールを得た場合には、次のあなたのアップキープにマナ・コストを支払わなければなりません。
もし、支払わなければ、そのパーマネントは生け贄に捧げられます。
A.
はい、その通りです。
エコーの効果で支払うマナ・コストは、有色マナも含めて、支払う必要があります。
A.
いいえ。
《Medallion/大メダル(TE)》は呪文をプレイするコストを減らすだけです。
エコーは呪文ではありませんから《Medallion》では減らすことはできません。
例えば場に《Emerald Medallion/エメラルドの大メダル(TE)》が1枚あるとき、《Acridian/アクリディアン虫(UZ)》は(G)で召喚できますが、次のアップキープ時にはエコーのコストとして(1)(G)を支払わなければ生け贄に捧げられてしまいます。
A.
いいえ。
《Chill/寒け(6E)》は呪文をプレイするコストを増やすだけです。
エコーは呪文ではありませんから《Chill》の影響は受けません。
なお、《Sphere of Resistance/抵抗の宝球(EX)》や《Gloom/憂鬱(5E)》なども同様に、エコーのコストには影響を与えません。
A.
それがクリーチャーならば、エコーのコストを支払う必要はありませんし、また支払えません。
《Humility/謙虚(TE)》はクリーチャーからエコーの能力を失わせますから、そのコストを支払う必要はありません。
また、アップキープ開始時に誘発される能力がスタックに乗った後に《Humility》が破壊された場合でも、エコーのコストを支払う必要はありません。
A.
もちろん、問題ありません。
エコーはコントロールを得た次のあなたのターンにだけ必要となるコストです。
コントロールを得たターンには、何の影響もありません。
A.
はい可能です。
第5版ルールでは、エコーはアップキープ・コストであり、支払うまではそのパーマネントのもつ選択的な能力を使用できませんでしたが、第6版ではそのルールは廃止されています。
よって、エコーのコストを使用する前にも、そのパーマネントの能力を使用することは可能です。
A.
いいえ、そのようなことはありません。
A.
次のあなたのアップキープ・ステップです。
エコーはアップキープの開始時に誘発される能力です。
アップキープ・ステップ中にエコーをもつクリーチャーのコントロールを得た場合、すでに「アップキープ開始時」は過ぎ去っていますから、エコー・コストの処理を行うのは、次のあなたのアップキープ・ステップになります。
A.
いいえ。
エコーはアップキープ誘発型能力であり、アップキープの開始時に1回だけスタックに乗ります。
よって、その前に何回クリーチャーのコントロールが変化していても関係なく、エコーは1回だけ支払うことになります。
A.
解決時です。
モードでも対象でもない選択は、解決時に行われます。
よって、エコーの場合は、その解決時にコストを支払うかどうかを決めます。
A.
はい、可能です。
上記の回答にあるように、エコーのコストの支払いは解決時に行われます。
よって、エコーの能力がスタックに乗るのに対応し、アクティブ・プレイヤーを対象に《Mana Short/枯渇(6E)》をプレイすると、エコーの解決時にはそのプレイヤーの土地はすべてタップしており、マナ・プールも空になります。
その結果、アーティファクトなどの他のマナ生成手段がなければ、エコーのコストを支払うことはできませんから、エコー・クリーチャーを生け贄に捧げることになります。
A.
いいえ、不可能です。
確かに質問の場合、《Albino Troll/アルビノ・トロール(UZ)》のコントロールが対戦相手に戻っても、そのエコー・コスト支払うかどうかはあなたが決めますし、支払うのもあなたです。
ただし、支払わないことを選んだ場合でも、その《Albino Troll》を生け贄に捧げることはできません。
なぜなら、「生け贄に捧げることができるのは、自分がコントロールしているパーマネントのみ」というルールがあるからです。
よって、質問の場合、《Albino Troll》のエコーのコストを支払わなくても何も起きません。
もちろん、望むなら支払うことは可能ですが、通常は意味はありません。