Last modified: Tue Feb 01 21:37:44 2000
Creature Spell/クリーチャー・タイプ
クリーチャー・タイプはクリーチャーの性質の一つであり、ほとんどのクリーチャーは一つのクリーチャー・タイプを持ちます。
ただし、複数のクリーチャー・タイプを持つクリーチャーや、持たないクリーチャーも存在します。
クリーチャー・タイプはカードのイラストの下の「クリーチャー ― ○○」の部分に書かれています。
例えば、《Air Elemental/大気の精霊(6E)》はイラストの下に「クリーチャー ― エレメンタル」と書いてありますので、クリーチャー・タイプは「エレメンタル」になります。
また、この部分に複数の単語が書いてある場合は、そのクリーチャーは複数のクリーチャー・タイプを持ちます。
例えば、《Radiant, Archangel/大天使レイディアント(UL)》は「クリーチャー ― レジェンド 天使」と書かれていますので、「レジェンド」および「天使」という二つのクリーチャー・タイプをもつことになります。
トークン・クリーチャーの場合は名前がそのままクリーチャー・タイプになります。
Q.
アーティファクト・クリーチャーのクリーチャー・タイプは何ですか?
「アーティファクト」ですか?
それとも「アーティファクト・クリーチャー」ですか?
A.
どちらでもありません。
「アーティファクト」や「クリーチャー」はパーマネント・タイプであって、クリーチャー・タイプではありません。
通常のアーティファクト・クリーチャーはクリーチャー・タイプを持ちません。
ただし、イラストの下に「アーティファクト・クリーチャー ― ○○」と書かれている場合は、○○の部分がクリーチャー・タイプになります。
例えば、《Lead Golem/鉛のゴーレム(6E)》には「アーティファクト・クリーチャー ― ゴーレム」と書かれていますので、そのクリーチャー・タイプは「ゴーレム」となります。
Q.
クリーチャー・タイプを選ぶカードがありますが、このとき「アーティファクト・クリーチャー」を選ぶことはできますか?
A.
いいえ、できません。
上記の回答にもあるように、「アーティファクト・クリーチャー」というのはパーマネント・タイプであってクリーチャー・タイプではありません。
よって、クリーチャー・タイプを選ぶときに「アーティファクト・クリーチャー」を選ぶことはできません。
Q.
《Forest/森》がクリーチャー化した場合、そのクリーチャー・タイプは何になるのでしょうか?
「ランド」ですか?
それとも「森」ですか?
A.
いいえ。一般に土地がクリーチャー化した場合、クリーチャー・タイプを持たないクリーチャーになります。
クリーチャー・タイプの定義は上に書いてある通りです。
カード・テキストに特別な記述がない限り、土地がクリーチャー化しても、クリーチャー・タイプは何もありません。
ただし、伝説の土地だけは例外で、クリーチャー化した場合に、「レジェンド」というクリーチャー・タイプを持ちます。
Q.
《Volrath's Laboratory/ヴォルラスの研究室(ST)》や《Engineered Plague/仕組まれた疫病(UL)》などでクリーチャー・タイプを選ぶとき、どのような物を選ぶことができるのでしょうか?
A.
必ずしも Magicに存在するクリーチャー・タイプである必要はありません。
以下の条件を満たすのならば、好きなクリーチャー・タイプを選ぶことが可能です。
- 名詞であり、かつ英語として1語であるものに限ります。
- Magicにおいて存在するクリーチャ・タイプはもちろん指定できます。
- Magicに存在するカードと同名のクリーチャー・タイプを指定することはできません。
例えば「ハルマゲドン」というクリーチャー・タイプは選べません。
ただし、同名のクリーチャー・タイプが存在する場合は、その名前を指定することは可能です。
よって、「オーロクス」のようなカード名でも、《Aurochs/オーロクス(5E)》のクリーチャー・タイプが「オーロクス」ですから、それをクリーチャー・タイプとして指定することは可能です。
- Magicにおいて意味をもつ単語は選ぶことはできません。
すなわち「対戦相手」とか「土地」といったクリーチャー・タイプは指定できません。