3位 だんだ〜ん

3位の野瀬恒二さんのデッキです。
青単色《Dandan/ダンダーン(5E)》デッキです。
[Main: 60]
Dandan/ダンダーン(5E)				x 4
Manta Riders/マンタ・ライダーズ(TE)		x 4
Lord of Atlantis/アトランティスの王(5E)		x 4
Tidal Warrior/高潮の戦士(ST)			x 4
Hammerhead Shark/シュモクザメ(ST)		x 3
Rootwater Hunter/ルートウォーターのハンター(TE)	x 2 (Creature: 21)

Counterspell/対抗呪文(5E)			x 4
Lingering Mirage/蜃気楼の残映(UZ)		x 4
Mind Games/理性のゲーム(ST)			x 2
Unstable Mutation/不安定性突然変異(5E)		x 3
Veiled Serpent/仮装の大海蛇(UZ)			x 3 (Other Blue Spell: 16)

Cursed Scroll/呪われた巻物(TE)			x 3 (Artifact: 3)

Wasteland/不毛の大地(TE)			x 2
Island/島(5E)					x 18(Land: 20)

[Sideboard: 15]
Hydroblast/水流破(5E)				x 4
Energy Field/エネルギー・フィールド(UZ)		x 4
Unsummon/送還(5E)				x 2
Sleight of Mind/臨機応変(5E)			x 1
Rootwater Hunter/ルートウォーターのハンター(TE)	x 1
Whim of Volrath/ヴォルラスの気まぐれ(TE)	x 1
Hibernation/冬眠(UZ)				x 2

解説

今回の大会は全入賞者が青単色デッキとなりましたが、3位のデッキは Tolarian Blue ではなく、それを倒すために作られた《Dandan/ダンダーン(5E)》デッキでした。

このデッキ、基本的には、コストの割に能力の優秀な青のクリーチャーを利用した青ウィニーです。 ただし、その多くは対戦相手が《Island/島》をコントロールしていないと攻撃することができません。 そこで、《Tidal Warrior/高潮の戦士(ST)》や《Lingering Mirage/蜃気楼の残映(UZ)》で対戦相手の土地を《Island/島》にして攻め込みます。 特に《Dandan/ダンダーン(5E)》は2マナで4/1という優秀クリーチャーであり、これに《Unstable Mutation/不安定性突然変異(5E)》がエンチャントされれば、対戦相手のライフはあっというまに無くなります。

それよりも、このデッキの重要な点は、Tolarian Blue に勝てるデッキである点でしょう。 Tolarian Blue には当然《Island/島》が入っていますから、このデッキのクリーチャー達は次々に攻め込むことが可能です。 Tolarian Blue のキー・カード《Tolarian Academy/トレイリアのアカデミー(UZ)》は 《Tidal Warrior》と《Lingering Mirage》で無効化します。 《Mana Vault/魔力の櫃(5E)》は《Mind Games/理性のゲーム(ST)》でタップさせてしまいます。 こうして対戦相手の速度を遅らせて、その間に優秀なクリーチャーでライフを削り切ります。

今回の成績は5勝1敗。最後に伊藤さんの Tolarian Blue に負けてしまいましたが、それでも後1枚《Island/島》を引いていたら、野瀬さんが優勝したでしょう。 また、このデッキで赤スライや黒ウィニーを倒しているのも素晴らしいです。

さあ、皆さんも《Dandan/ダンダーン(5E)》デッキで巷の Tolarian Blue を撲滅しましょう!