1位 白スライ(White Sligh)

優勝された今井秀徳さんのデッキです。
クリーチャー総数33体、という白ウィニー、もとい、白スライです。
[Main: 60]
Benalish Hero/ベナリアの勇士(5E)		x 4
Nomads en-Kor/コーの遊牧民(ST)  		x 4
Soul Warden/魂の管理人(EX)      		x 4
Soltari Monk/サルタリーの修道士(TE)		x 4
Soltari Priest/サルタリーの僧侶(TE)		x 4
Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)   		x 4
White Knight/白騎士(5E) 			x 4
Soltari Champion/サルタリーのチャンピオン(ST)	x 4
Paladin en-Vec/ヴェクの聖騎士(EX)		x 1 (Creature:33)

Disenchant/解呪(5E)     			x 4
Crusade/十字軍(5E)				x 4
Glorious Anthem/栄光の頌歌(UZ)  		x 3 (Other spell: 11)

Plains/平地     				x 16 (Land: 16)

[Sideboard: 15]
Ankh of Mishra/ミシュラのアンク(5E)		x 2
Circle of Protection: Black/黒の防御円(5E)	x 2
Absolute Grace/絶対の優雅(UZ)   		x 1
Monk Realist/現実主義の修道士(UZ)       	x 2
Pariah/最下層民(UZ)     			x 1
Kor Chant/コーの詠唱(EX)        		x 1
Warmth/暖気(TE)  				x 4
Armageddon/ハルマゲドン(5E)     		x 2

解説

防御的なカードは《Disenchant/解呪(5E)》のみ。 あとは《Armageddon/ハルマゲドン(5E)》もなければ《Wrath of God/神の怒り(5E)》もない。 土地も《Plains/平地》しかない。 その分すべてをクリーチャーにして、その数33体、 という非常に偏ったデッキです。

プロテクションをもつクリーチャーを始めとし、コー族、《Benalish Hero/ベナリアの勇士(5E)》、《Soul Warden/魂の管理人(EX)》といったクリーチャーが揃っているため、クリーチャー戦では圧倒的に有利な戦いを行うことができます。 黒の速攻や、赤スライさえも、クリーチャー戦では圧倒します。 特に《Benalish Hero/ベナリアの勇士(5E)》はトランプルを無効化できたり、《Warrior en-Kor/コーの戦士(ST)》を一緒にブロックして、ダメージを味方のクリーチャー全員に分散したり、とかなり重宝します。 また、白ウィニーの天敵である《Dread of Night/夜の戦慄(TE)》に対しても、メインに《Crusade/十字軍(5E)》と《Glorious Anthem/栄光の頌歌(UZ)》が合計7枚あるためかなりの耐性があります。

欠点はコントロール系のデッキに弱いことです。 防御系のカードが《Disenchant/解呪(5E)》しかないため、クリーチャーの攻勢を耐えきられたり、攻撃を封じられると、リセットができず敗北します。 ただ、今回の大会は赤や黒の速攻デッキが多く、全勝での優勝となりました。 その意味では、メタゲームの勝利と言えるでしょう。

なお、デッキ名が「白スライ」となっているのは、マナ・カーヴを意識してカードが選択されているからです。


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