2位 Helm of Possession Deck

準優勝した荒川さんのデッキです。
黒と赤の呪文を同数入れたデッキです。 製作したご本人は《Helm of Possession/占有の兜(TE)》を使用するために作成した、と述べていました。
[Main: 60]
Shadow Guildmage/祭影師ギルドの魔道師(MI)	x 3
Dauthi Horror/ダウスィーの怪物(TE)		x 4
Nekrataal/ネクラタル(VI)			x 4
Diabolic Edict/悪魔の布告(TE)			x 3
Dark Ritual/暗黒の儀式(5E)			x 3 (Black Spells: 17)

Mogg Fanatic/モグの狂信者(TE)			x 4
Suq'Ata Lancer/スークアタの槍騎兵(VI)		x 3
Shock/ショック(ST)				x 3
Incinerate/火葬(5E)				x 4
Goblin Bombardment/ゴブリンの砲撃(TE)		x 3 (Red Spells: 17)

Cursed Scroll/呪われた巻物(TE)			x 1
Helm of Possession/占有の兜(TE)			x 3 (Artifacts: 4)

Swamp/沼(5E)					x 8
Mountain/山(5E)					x 8
Sulfurous Springs/硫黄泉(5E)			x 2
Wasteland/不毛の大地(TE)			x 2
Volrath's Stronghold/ヴォルラスの要塞(ST)	x 2 (Lands: 22)

[Sideboard: 15]
Boil/沸騰(TE)					x 1
Shatter/粉砕(5E)				x 3
Ancient Runes/古代ルーン文字(TE)		x 2
Dread of Night/夜の戦慄(TE)			x 3
Perish/非業の死(TE)				x 3
Bottle Gnomes/ボトルのノーム(TE)		x 3
このデッキの基本的な戦術は、黒や赤のインスタント呪文で相手のクリーチャーを除去し、その隙にクリーチャーで殴り勝つものです。 このデッキはクリーチャー除去能力が非常に高く、クリーチャー同士の殴り合いで優位に立てるようになっています。 相手の小型クリーチャーを次々と除去していき、後半に出した大型クリーチャーを《Helm of Possession/占有の兜(TE)》で奪うのが理想の展開でしょう。

クリーチャーは全部で18体であり、そう多くはありません。 またタフネスが1のクリーチャーが多く非常に死にやすくなっています。 しかし、それは《Volrath's Stronghold/ヴォルラスの要塞(ST)》でクリーチャーを再利用することで補っています。

このデッキが苦手とするのはクリーチャーのいない防御主体のデッキです。 速攻で勝負をつけることが出来ればいいのですが、耐えきられてライフの回復をされると、個々のダメージが少ないので、なかなか勝てません。 また、《Propaganda/プロパガンダ(TE)》を破壊できないのも問題でしょう。


トーナメント入賞デッキへ戻る