2位 Green Stompy + Fling

準優勝した今井秀徳さんのデッキです。
緑のクリーチャデッキに少しだけ赤の呪文が入っています。
[Main: 60]
Birds of Paradise/極楽鳥(5E)				x 4
Quirion Ranger/クウィリーオン・レインジャー(VI)		x 4
Granger Guildmage/農芸師ギルドの魔道師(MI)		x 2
River Boa/リバー・ボア(VI)				x 4
Wall of Blossoms/花の壁(ST)				x 4
Wyluli Wolf/ワイルリーの狼(5E)				x 2
Uktabi Orangutan/ウークタビー・オランウータン(VI)	x 1
Spike Feeder/スパイクの飼育係(ST)			x 4
Stampeding Wildebeests/暴走するヌー(VI)			x 3
Lhurgoyf/ルアゴイフ(5E)					x 2 (Creature: 30)

Briar Shield/茨の盾(WL)					x 4
Giant Growth/巨大化(5E)					x 3
Tranquil Domain/地に平穏(MI)				x 1
Creeping Mold/忍び寄るカビ(VI)				x 1 (Other Green Spell: 9)

Fling/投げ飛ばし(ST)					x 3
Goblin Bombardment/ゴブリンの砲撃(TE)			x 1
Firestorm/炎の嵐(WL)					x 1 (Red Spell: 5)

Forest/森(5E)						x 11
Karplusan Forest/カープルーザンの森(5E)			x 4
Mogg Hollows/モグのうろ穴(TE)				x 1 (Land: 16)

[Sideboard: 15]
Lifeforce/生の躍動(5E)					x 3
Eladamri's Vineyard/エラダムリーのぶどう園(TE)		x 1
Nature's Resurgence/自然の復活(WL)			x 1
Blossoming Wreath/花の冠(WL)				x 1
Tranquil Domain/地に平穏(MI)				x 1
Granger Guildmage/農芸師ギルドの魔道師(MI)		x 1
Seeds of Innocence/無垢への回帰(MI)			x 1
Uktabi Orangutan/ウークタビー・オランウータン(VI)	x 1
City of Solitude/孤独の都(VI)				x 2
Pyroblast/紅蓮破(5E)					x 2
Phyrexian Furnace/ファイレクシアの炉(WL)		x 1
このデッキは大量の緑のクリーチャで相手を蹂躙する Stompy と呼ばれるデッキに《Fling/投げ飛ばし(ST)》が入っているのが特徴でしょうか。

緑のクリーチャは定番のクリーチャが揃っていますが、Stronghold で追加されたクリーチャについて簡単に解説をしておきましょう。
《Wall of Blossoms/花の壁(ST)》は0/4の壁ですが、場に出たときにカードが1枚引ける、というオマケがあります。 この能力はそれだけでもデッキ圧縮に繋がる能力ですが、《Stampeding Wildebeests/暴走するヌー(VI)》と組み合わせると非常に強力なコンボとなります。 毎ターンカードを引くことが可能な《Jayemdae Tome/ジェイムデー秘本(5E)》の起動コストが4マナということを考えれば、2マナでカードが引けるというのがいかに強力か判るでしょう。
《Spike Feeder/スパイクの飼育係(ST)》はバーンデッキ対策です。 いつでもマナなしで4点のライフを回復できるのは便利です。 また《Stampeding Wildebeests》との組み合わせで、毎ターン3マナで2点回復、という小技もあります。

そして赤の呪文が5枚だけ入っています。 《Fling/投げ飛ばし(ST)》はこちらの大型クリーチャが除去されそうになったときに使います。 特に《Lhurgoyf/ルアゴイフ(5E)》は後半に出ると強力なクリーチャですが、相手もそれだけ警戒します。 またどんなにパワーがあってもトランプルがないので、本体にダメージを与えられません。 それを《Fling》で補います。

《Perish/非業の死(TE)》の登場以後、悲観論の聞かれる緑ですが、まだまだそんな事はありません。 なお、《Perish》対策はこのデッキでは《Lifeforce/生の躍動(5E)》と《Nature's Resurgence/自然の復活(WL)》で行っています。


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