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Play/プレイ

動詞の"play"は日本語版では「プレイする」と訳されています (名詞の play は「場」と訳されています)。

Magic において「プレイする」という言葉が出てくるのは以下の場合です。

  1. 「土地をプレイする」
    1ターンに1回、呪文や能力の効果によらず土地を手札から場に置くこと。

  2. 「呪文をプレイする」
    手札にある呪文を使うこと宣言してスタックに乗せ、対象やその他の必要な選択をすべて行い、コストを支払うこと。

  3. 「カードをプレイする」
    1.と2.の両方を指す。

  4. 「能力をプレイする」
    場にあるパーマネントの能力や、墓地にあるカードの能力など、あらゆる能力の使用を宣言し、必要ならコストを支払い、対象などの必要な選択をすべて行うこと。

Q. 《Karmic Guide/霊体の先達(UL)》を《Sneak Attack/騙し討ち(UZ)》の能力で場に出したとき、墓地のクリーチャー・カードを場に出すことはできますか?

A. いいえ、出来ません。
《Karmic Guide/霊体の先達(UL)》の能力が誘発されるのは、手札から《Karmic Guide》をプレイした場合のみです。 《Sneak Attack/騙し討ち(UZ)》の効果で手札から《Karmic Guide》を場に出したのは、《Sneak Attack》の能力をプレイしたのであって、《Karmic Guide》をプレイしたのではありません。 よって、《Sneak Attack》の効果で《Karmic Guide》を場に出しても「手札からプレイした」ことにはならないので、その場に出たときの能力も誘発されません。


Q. 呪文が打ち消された場合でも、それはプレイしたことになるのですか?

A. はい。
プレイするとは、上記の説明にある通り「手札にある呪文を使うこと宣言してスタックに乗せ、対象やその他の必要な選択をすべて行い、コストを支払うこと」です。 その後、呪文が打ち消されたとしても、プレイしたことには変わりありません。


Q. 「呪文をかけるのに成功した」というのはどういうタイミングですか?

A. 現在は、そのようなタイミングは存在しません。
第5版ルールでは「呪文をかけるのに成功した場合」というテキストが存在しましたが、現在では、基本的に「呪文をプレイしたとき」とカード・テキストが変更されています。 「呪文をプレイしたとき」と書かれた誘発型能力は、スタックに乗った呪文のすぐ上に乗ります。