不知火(Alice version)

このデッキは、私が始めて大会で入賞したときのデッキです。 この大会はIce Age がタイプ2で使用できなくなった直後の97年1月に開催され、Ice Ageが使えなくなるのを忍んでAlice(Alliances + Ice Age限定)という形式で行われました。 なお、大会自体はDCI非公認でした。

デッキ名は海(青)+炎(赤)ということで付けました。 ちなみに、私がcounter-burnデッキを作成すると、すべて「不知火」という名前になります。 最初に名前がついたデッキでもあります。

[Main: 63]
Arcane Denial(AL)			x 4
Counterspell/対抗呪文(IA)		x 4
Force of Will(AL)			x 2
Hydroblast/水流破(IA)			x 2
Binding Grasp/捕縛(IA)			x 2
Illusionary Forces(IA)			x 4

Incinerate/火葬(IA)			x 3
Lava Burst(IA)				x 3
Shatter/粉砕(IA)			x 1
Primitive Justice(AL)			x 1
Stone Rain/石の雨(IA)			x 2

Lodestone Bauble(AL)			x 1
Jeweled Amulet(IA)			x 3
Barbed Sextant/逆刺の六分儀(IA)		x 4
Zuran Orb(IA)				x 1

Island/島(IA)				x 19
Mountain/山(IA)				x 5
Thawing Glaciers(AL)			x 2

[Sideboard: 15]
Power Sink/魔力消沈(IA)			x 2
Hydroblast/水流破(IA)			x 2
Binding Grasp/捕縛(IA)			x 1
Anarchy(IA)				x 2
Pyroclasm(IA)				x 2	
Pyrokinesis(AL)				x 2
Primitive Justice(AL)			x 1
Pillage(AL)				x 1
Stone Rain/石の雨(IA)			x 1
Pyroblast/紅蓮破(IA)			x 1
このときはまだデッキを60枚に絞ることができませんでした。 今見ると、なかなか恥ずかしいものがあります。 メインに《Hydroblast/水流破(IA)》が入っていますが、これはメタゲームの結果、赤が多いと判断したからです。 赤に対抗するためには青。 しかし、青単色にすると《Kjeldoran Outpost(AL)》に対抗できないため、赤と組み合わて、結局counter-burnとなりました。 メインに《Stone Rain/石の雨(IA)》が入っているのも《Kjeldoran Outpost(AL)》を念頭に入れてのことです。

そもそもAliceという限定された環境では、強力なカードが《Ivory Gargoyle(AL)》《Jokulhaups/ジョークルホープス(IA)》《Kjeldoran Outpost(AL)》《Thawing Glaciers(AL)》と限られています。 そこで、これらのカードをできるだけ使わないようなデッキにしよう、と考えて上のようになりました。 最も、大量のマナを必要とするため《Thawing Glaciers(AL)》だけは外せませんでした。

戦績は準優勝でした。
決勝戦では、相手の《Ivory Gargoyle(AL)》を《Binding Grasp/捕縛(IA)》で奪って有利に進めたのですが、《Jokulhaups/ジョークルホープス(IA)》をカウンタできずに負けました。 この時、もう1マナあれば《Ivory Gargoyle(AL)》をremove from the gameできたのに、と悔しく思いました。

なお、現在のDCI公認のIce Age限定ブロックでは《Thawing Glaciers(AL)》と《Zuran Orb(IA)》が使用禁止のため、上のデッキは使用できません。 もっとも、Homelandsが使用可能なのでまた別の形になるでしょう。


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